2010年 09月 09日
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3. シャーリー・マクレーン

 セスはアメリカの女優、シャーリー・マクレーンの著書「アウト・オン・ア・リム」でも紹介されています。もっとも、その部分は残念ながら日本語版には含まれていないため、私の訳で引用してみます(以下、括弧は原文どおり)。
マクレーンの著書2刷
 ジェーン・ロバーツがチャネルしたセスは特におもしろいケースで、チャネリングという現象のいくつかの側面を見せてくれるものだった。
 セスが初めてロバーツさんにコンタクトを取ってきた1963年以来、彼女とその夫(この彼がセスの話したことを最初から記録に取った)は交信の記録を取り続け、大きな資料コレクションができてしまうほどだった。この資料の中のいくつかは数冊の本として出版されたが、そのうちの一冊は実際にセス自身によって口述されたものだ。私が一番おもしろいと思ったのは、セスとコンタクトを取り始めた頃、ロバーツさん自身が強い疑念を抱いていたのが明らかなことだった(「セス資料」を参照)。
ロバーツさんは心霊的な現象に関わるどころか、興味もなく、そうしたことを信じていたわけでもなかったのだが、ある夜、自作の詩を書いている最中、数々の言葉が彼女に全てを書き留めよとばかりに怒涛のように襲いかかってきたのだ。何時間にもわたって狂ったようにそれを書きなぐったその最後に、彼女は──本人の言葉を借りるなら──「その、ひとまとまりの変なメモ」に「観念の建造物としての物質世界」という題名を自分が書いているのに気がついた(この後、このメモはセスが後に発展させてゆく題材をまとめたものであることが判明する)。
 しかし、その時にはセスのことなど知るはずもなく、ロバーツさんは、この事件と「自分」が書いた文章の中身の両方に驚き、不安になり、動揺してしまう。
 それからの何週間、何カ月の間、セスが実質的に否応なしに「こちらの世界に現れた」後、彼女とご主人は、セスとは自分達の性格の一部が分離したものであるのか、またはセス本人が主張するように肉体のない存在であるのかをそれぞれ証明または反証明しようと多くの実験をした。実際、自分がロバーツさん自身の潜在意識の一部などではないということを彼女に立証するのにセスはかなりの時間を費やし、特殊な能力を何度か仰々しく披露して見せなくてはならなかった。
シャーリー・マクレーン「アウト・オン・ア・リム」第12章より
(Shirley MacLaine: Out on a Limb, Bantam Books, 1984。164、165ページ)

 マクレーンは「ダンシング・イン・ザ・ライト」でもセスの本に触れています。前述の「アウト・オン・ア・リム」が出版された後の様子を記述した部分です。
 手紙は洪水のように舞い込んできた。そのほとんどを読んだが、魂や精神世界について説明することは不可能で、また説明すべきでないことを私は知っていた。自分自身の魂を見つめ、自分自身で答えを見つけるのは、それぞれの個人に課せられた責任なのだ。瞑想しなさい、と私は勧めた。もっと自分をよく知るための時間を毎日の生活の中にとり入れなさい、とも言った。霊媒の話を知りたい人達には、エドガー・ケイシー、ジェーン・ロバーツ、ルース・モンゴメリー等の本を読むようにと勧めた。
シャーリー・マクレーン「ダンシング・イン・ザ・ライト」山川紘矢、亜希子訳(第一章、23ページ)より

 上記二冊をはじめ、マクレーンの話にしばしば登場するチャネラー、ケヴィン・ライアソンは、マクレーンの公式ウェブサイトが2005年に全面リニューアルされるまで、同サイトで「エドガー・ケイシー、ジェーン・ロバーツ流のトランス チャネル」と紹介され、出演したラジオ番組のファイルなども公開されていました(有料会員用のページには現在でもそうした記述があるかもしれません)。
 
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