ゲリス 05 - ロバーツの死と観念
J. R. の質問:私達人間の観念は強力なもので、ジェーン・ロバーツほど個人的経験が(豊富に)ある人でさえ、何ヶ月もの入院生活の後に亡くなったくらいです。彼女ほどの人でさえ、病気に対する観念を振り払うことができず、それに負けてしまったわけです。あれほどの経験や知識があり、深く理解していることも明らかな人が、どうして、病気という幻想を信じ、病院で朽ちていくなどということができたのでしょうか?もし、彼女が自分の時間を使い切って、すべて成し遂げたのだとしたら、それは、むしろ、病気という幻想の中で最期を迎えることなど自分に対して許さない理由にこそなれ、その逆の理由にはならないでしょう。彼女が亡くなった様子を考えると、よくわからなくなります。このことについて、お考えを聞かせていただけるでしょうか?
バリーの回答:ジェーンは私達と同じ(普通の)人間だった(である)ということを思い出す必要があります。セスは彼女を通して私達とコンタクトを取り、話をしたわけですが、それでも、ジェーンには、セスのアドバイスに従ったり、彼の概念を自分の生活に取り込んだりする能力が私達以上にあったわけでも、私達以下だったわけでもありません。自分自身を「損ねる」観念や不快な観念を彼女が心の奥深くに抱えていても、その観念をセスが無理矢理変えさせることはできなかったということです。ジェーンは私達みんなの人生にセスを引き入れてくれたわけですが、それによって一度「解き放たれた」セスのメッセージは、私達が頭で受けとめるのと同じように、彼女自身も頭で(理屈として)受けとめていました。彼女には個人的なことを尋ねる機会は確かに私達よりもずっとあったわけですが、セスのアドバイスに従って行動する力が私達に勝っていたわけではありません。ごく普通の友人関係と同じことです。友達が何か「間違っている」ことをしているのを見たとします。でも、あなたがいくら、なだめすかそうと説教しようと、本人が聞く耳を持たない、あるいは持てないかぎり、あなたのメッセージが届くことはないし、それに応えることもできないわけです。
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