2010年 09月 06日
ホーム arrow 図書室 arrow 体験者の証言 arrow ゲリス 15 - 息子の病死と人生の目的

ゲリス 15 - 息子の病死と人生の目的

(息子がユーイング肉腫を2年間患った後、23歳で他界した)レインの質問:
 私が今でもわからないのは、息子の一生が23年という、あまりの短さだったのに、自分自身の人生はそのまま続き、もう56才にもなるのは、なぜかということです。そのしくみなり理由なりといったものが、まだ見つかっていないので、本を読んだりして探し続けています。答えを探し、この人生における私の目的を探しているのです。

 息子さんの人生がなぜ23歳で終わったのか、ずっと疑問に感じるかもしれません。でも、思い出してほしいのは、あなたの知っている息子さん、あなたの愛している息子さんのパーソナリティーがまだ生きているというだけでなく、過去世も現在も含めて、彼の他の(転生)パーソナリティー達もみんな生きているということです。息子さんが亡くなってから、夢の中で、彼と対話をしたり、一緒にいたりする体験が、おそらく山ほどあったことでしょう。そして、そのうちのいくつかは、彼が病気と死を選んだ、その背後にある理由を説明するのに役立つかもしれません。そうした夢は、息子さんが「去ってしまった」という意味で「死んだ」わけではないという事実を確かにはっきりと証明してくれます。彼はただ、物質的なカムフラージュを捨て去った形に自分のエネルギーの姿を変えただけです。その姿が、ふつうの状況では、私達の身体を使って知覚できないというだけのことです。物事の壮大なプランの中では、23年も56年も短いものですし、私達の理解しているような意味での「時間」は、いずれにしても存在しないわけです。息子さんが病気になられた理由、亡くなった理由にしろ、彼とあなたがこの人生では慈愛に満ちた息子と母親の関係を選んだ理由にしろ、現在生きている、この一生を超えて、過去と未来の両方向につながる疑問や回答に結びついています。また、あなたには(心の中の)あるレベルでは、ご自身の質問に対する答えがすでにわかっています。さもなければ(最初から)そんな質問などしないでしょう。それでも、心に留めておくべきなのは、日常レベルの物事として捉えても、息子さんはあなたや私と同じように生きている、そして、あなたを訪ねてくるということです。彼はただ、私達が知っているような身体を持っていないというだけです。
 この人生における、あなたの目的は(今)正にあなたがいるところにいて、あなたがしていることをすることです。今、感じている疑問や過去に抱いていた疑問がどんなものであっても、あなたの目的は、その疑問に答えること、あるいは、答えようとすることによって導かれていくところについていくことです。そして、今現在、感じていること、これまでに感じたことのあることは、どんなことであろうと、あなたの人生における、また別の目的を示しています。つまり、それらのことを感じること、そして、そうやって感じたことに対する、あなた(自身)の反応が導いていくところへとついていくことです。ひとつ、いつでも使えて、あなたが答えを求めていく間も役に立つアドバイスを挙げるなら、それは「楽しむ」ということを忘れないことです。宇宙は、ひもを与えられた子猫のように遊び心に満ちています。
 (夜)寝る前、息子さんの死なり、あなたの「目的」なりについて、自分に何でも質問してごらんなさい。そうしたら、ベッドの傍(わき)にノートを用意しておいて、自分が見た夢を全部、書きとめるんです。自分の質問とは関係ない夢だと思ってもです。
 おそらく、そのやり方で、あなたの求めている答えが現れてくることでしょう。
 
< 前へ   次へ >