2012年 02月 05日
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詩 - 対話1-1
魂と必滅の自己が時の中で交わす対話

管 理之助 訳

 対話1

 ああ、愛する君、
 この、頑固な必滅の自己(パーソナリティー)よ、
 きっぱりとした態度で、腹をたてて、怒り狂って、
 目がかすんで、くらくらして、愛されて、
 魂のまばゆい任期中、
 血と肉の中に自分を抱えている(自己よ)

 「時間や痛みや死は存在しない」と
 魂(エンティティー。自己本体)は言い、
 必滅の自己は大声で叫ぶ。
 「ええ、あなたにとってはね。でも、私は包み込まれている、
 この身体に。それは朽ちていくの。
 少なくとも、今のところ、それは生きて、愛して、
 笑って、泣くの。
 そんなこと、あなたはする?

 あなたは完ぺきな距離をたもっているけれど、
 私をとおして時間の中をのぞき見る。
 その時間はみごとな神話だとあなたは言う。
 だから、私がいつかは死ぬことは、
 あなたの終わりにも私の終わりにも
 きっと役に立つはず。
 ひっきりなしにコメントをもらうことは減らしたいの。
 気のきいたことを言えないのなら
 お願いだから黙っていて。

 ほかにもある: 
 完全無欠なのは人間的じゃないし、
 ここでは、すべての創造物が死ぬ。
 あなたのお話はありがたいけれど、
 木の葉は下に落ちる。上には行かない。
 小さな鳥の死がいが
 また息を吹き返して
 飛んだところなど
 見たこともない。

 私が傷ついたとき、
 やさしくであろうとなかろうと、
 痛みは心の中のイメージだと
 思い出させてくれる必要はないの。
 生まれてからずっと、
 肉でできた、このもろいもの(肉体)
 季節の中で、夢見ながら、
 私はがんばってきた。
 生きている想念がびっしりと張りめぐらされた世界で。
 要するに、あなたはそこに私を飛び込ませたのね。
 アーメン」

“詩 - 対話1-2”へ続く

キーワード  オーバーソウル, アスペクト, 存在

 
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