2012年 02月 05日

転生と時間
初期セッション集 第6巻
セッション256

ミスターM 訳

 きみたちは、現在、過去、未来という概念にとらわれているので、生まれ変わりを1つの人生から次の人生へと、一列に並んでいくものと見なさざるを得なくなっている。われわれが過去の人生のことを語るのも、きみたちが時間の連続性という考え方に慣れているからにほかならない。・・・だが実際にはいくつもの自我(エゴ)があり、すべて内なる自己の一部でありながら、それぞれの人生で支配的な位置を占めている。しかしそれら別々の人生は同時に存在しているのだ。それぞれの人生にかかわっている自我だけが、現在・過去・未来の区別にこだわっている。紀元前145年も紀元後145年も、きみたちから見れば1000年前の過去も1000年後の未来も、すべては今存在するのだ。
 実際にはあらゆる出来事は同時に起きている。したがって過去の出来事が現在の状況を引き起こしたと言ったところであまり意味はない。過去の経験が現在の経験の原因になることはないのだ。きみたちは現在も過去も未来も、同時に作り出しているのだ。きみたちには出来事が時間的につながって起きるように見えるので、説明するのが困難なことが数多くある。どれも断片的に、少しずつ紹介していかなければならないからだ。
 過去生のある状況が現在の行動の原因になっているというとき-私自身そのように述べたことあるが-それはある事柄を説明するために、著しく単純化してあるに過ぎない。
 全体自己はすべての自我の経験を把握している。そうした無数の自我を作り出したのは一つのアイデンティティーなので、それらの自我の間に何らかの共通点や同様の性質があっても不思議ではない。

キーワード  転生, 時間

 
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