転生のドラマ セスは語る セッション521 ミスターM 訳 自分がある芝居で役を演じている役者だと考えてみるといいだろう。決して新しい喩えとは言えないが、的を射たものであることは確かだ。舞台は20世紀だ。あなた自身がその芝居の小道具や舞台装置、テーマを決めるとしよう。実際、脚本、演出から演技まで、芝居の制作に関わるすべてをあなたや、あなたと一緒に役を演じる人たちが全員で行なうのだ。ところがあなたは自分の役に熱中するあまり、自分が創りだした芝居のリアルさに目を奪われて、自分の役が演じる問題や挑戦、希望や悲しみに夢中になってしまい、自らがそれを創りだしたことを忘れてしまうのである。無数の喜劇や悲劇に彩られた、非常に感動的なこの芝居こそ、個人的にも、集団的にも、あなたの今の人生や環境に喩えることができる。しかし、他にも同時に進行している芝居がいくつも存在し、あなたはそれらの芝居の中でも役を与えられているのだ。それらの芝居にもそれぞれ背景となる場面や小道具があり、異なった時代設定の中で演じられている。その中には『12世紀の生涯』とか『18世紀の生涯』、あるいは『紀元前500年』、『西暦3000年』という題がつけられているものもあるかもしれない。あなたはそれらの芝居も自分で制作し、その中で役を演じるのである。これらの芝居で設定されている場面は、あなたの環境、あなたの人格全体を取り巻く環境を表している。だが私が話をしているのは、今この時代の芝居に出演しているあなたのことだ。全体的な人格の一部であるそのあなたは、この芝居にあまりにも深くのめり込んでいるので、自分がやはり役を演じている芝居が他にもあることに気がついていないのだ。あなたは自分自身が多次元的な存在であることを理解していない。したがって同時に多数の人生を生きているのだ、と私が言っても、異様でとても信じられないと感じられるだろう。自分が2つの場所に同時にいることさえ想像するのが難しいのに、まして同時にいくつもの時代に生きているなどということはとても受け入れ難いだろう。 キーワード 転生
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