Seth Network Japan
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個人的セッション集第5巻

想像力と意志 - 2

 しかし、こうした人々は(実際には)貧困を欲しているのだ。彼等は意志と想像力の両方を使ってその目標を達成しようとする。貧しさは人の品位を傷つけるとか屈辱的だとか人々を脅かすものだとか、彼等は思っているかもしれない。それでもなお、そうした条件にも拘わらず、他に理由があって、その貧しさを求めているわけだ。その理由は金銭自体に関係していることもあれば、金銭には何の関係もないこともあるだろう。だから、こうした場合の質問はもちろん、こうなる:「自分はなぜ貧しい暮らしがしたいのか?」

 貧しさのどこが「悪い」わけでもないし、貧しさが倫理的に非難されるべきものだということでもない。しかし、例えば、君達(バッツ夫妻)に対して「お金をたくさん稼ぎたいのにどれもこれも箸にも棒にもかからない仕事ばかりだ」という手紙を書いてくる人々がいる。彼等は自分が少なくとも当分の間は貧しさを求めているという事実を直視していない。

想像力と意志 - 1

想像力と意志

個人的セッション集 第5巻
削除されたセッション 1978/10/11

マサ 訳

 こんばんは。
 (「こんばんは、セス」)

 コメントだ。「想像力と意志が衝突する時には常に想像力が勝つだろう(おもしろがっている様子で)(未来を示す will と「意志」を意味する will が重なるため)」と言われてきた。

 この言葉をじっくり吟味してみるのもいいかもしれない。というのも、想像力と意志があらゆる点で対立しているように見えることがあったとしても、人間の自発性というものが持つ真の意味において、それらが対立することなど決してないのが「事実」だからだ。

 この「命題」が如何に大それた、あるいは非現実的なものに聞こえようとも、事実として、人は出来事が特定の結果になるようにという「意志」を抱きながらそれとは正反対の結果をまざまざと思い描くようなことはない。

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