ヨークビーチとイェール
ロブとローレルの家から、さらにヨークビーチへと向かう。ジェーンとロブは、40 年近くも前、ここで自分たちの分身(カウンターパート)に出会った(初期セッション集 第1巻参照)(バッツ夫妻は 1963 年秋、ヨークビーチでの休暇中、夫妻自身に生き写しのカップルに遭遇した)。
最終目的地はニューヘイヴンだ。イェール大学にすべてのセス資料、そして、ジェーン・ロバーツとロバート・バッツの他の文書が保管されている。ロブはもう何年にもわたって、まとめたセス資料、日記、夢の記録などをここに送り続けている。
図書館は一般に公開されており、「ジェーン・ロバーツ文書」(Jane Roberts Papers)という名で所蔵されたセス資料も自由に閲覧できるようになっている。資料を手で書き写すことはできるが、コピーを取るにはロバート・バッツ氏の許可を取る必要がある。
「ロバート・バッツとセス資料庫への旅」は以上
ヨークビーチ
ヨークビーチはボストンの北約 100 km にある保養地・観光地で、エルマイラからは直線距離でも 500 km ほどあります。バッツ夫妻としても「ちょっと気晴らしに」というよりは、ある程度の日数をかけてじっくり心と身体をリフレッシュするために行ったのでしょう。実際、ヨークビーチには大小のホテルがあって長期滞在する人も多いようです。
バッツ夫妻が分身に遭遇したホテル「Union Bluff」のバー
上記、バッツ夫妻が出会ったという分身の話は「セス資料(セス・マテリアル)」第2章に出てきます。ロバーツは、その「出会い」の場所を「ナイトクラブ」と記していますが、実際には、あるホテルの1階にあるバー兼レストランで、ネオンサインが派手に光っているような店ではありません。セスの話に出てくる「分身」には何種類かあり、ここでバッツ夫妻が遭遇したのは、夫妻自身が長い間抱えていた潜在意識のエネルギーが物理的に生みだした存在です。こうした「想念の物質化」はセスの話を理解するうえで大事なポイントのひとつです。
2009 年、このヨークビーチでセスのカンファレンスが開かれました。そのときのプレゼンを録音した音声が当サイトの英語コーナーに紹介してあるので、英語がわかるかたは、どうぞご利用ください。