在るもの総て - 2 - 1
在るもの総て - 2
初期セッション集 第7巻 1967/01/11
セッション 311
マサ 訳
こんばんは。
(「こんばんは、セス」)
さて、哲学的なことで少し、はっきりさせたい事柄がある。ルバートはそのいくつかについて、やや混乱した状態が続いているのだ。従来からあるキリスト教の神の概念は多くの点で都合のいいものだった。そして、その概念には真実も多く含まれている。いいかね、それは本当でありながら本当ではないわけだ。
これがひとつの「象徴(シンボル)」であるということを君達が悟れば、そこで初めてより多くのものが見え始め、君達は理解に近づくことになる。理解から遠ざかるのではない。キリスト教的な意味でいう個人的な一人の神がいるわけではないが、それでも君達が在るもの総ての一部に接することができるのは事実だ。その部分は他の全てに優先して、まず君だけにぴったりと波長を合わせている。
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