胎児 - 2
セス資料
セッション 504
マサ 訳
1969 年 9 月 29 日(月)午後 9 時 17 分
(以下はセッションの抜粋)
前回のセッションで始めた話にもっと付け加えてみたいと思う。胎児には物理的な環境が見える。この発育段階での細胞は光に反応し、母体の細胞構造に眠っている能力を呼び覚ますのだ。文字どおり、母体を通して、また、母体の助けを借りて、物を見るわけだ。
鮮明な映像が見えるわけではないが、胎児はもう、姿や形の概念を築き始める。言うまでもないことだが、瞼(まぶた)もそれに合わせてできている。言い換えれば、目を閉じていても瞼を通して見えるということだ。胎児には光と陰がわかるし、姿や形もわかる。もっとも、胎児は、与えられた現実界の領域から、君達が物体として受けとめているものとそうでないものとを区別することを学ばなくてはならない。