Seth Network Japan
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誕生と死

蓋然性と占星術 - 1

蓋然性と占星術

「知られざる」現実界 第2巻
セッション 729

マサ 訳

 繰り返すが、君達の現実界はピカピカのプラットホームのようなものだ。その床面は数々の蓋然性(がいぜんせい。確からしさ)に支えられている。君達は、こうした蓋然性をあまりにそつなく無意識に辿(たど)り、その中をいとも容易(たやす)く泳ぎ回ることができるので、自分の起源、あるいは自分の体験が存在する媒体を君達が問うようなことはない。しかし、どんな日時に揃って生まれたとしても、または、時間だけでなく、生まれた場所まで同じだとしても、「行き先」まで同じというわけではないのだ。それ以上に、必ずしも条件が同じだとも限らない。それは、みんな、誕生の際、各自の蓋然性の体系に影響され、その状況が成長の特質(方向性)を大きく変えてしまうからだ。

胎児 - 2

セス資料
セッション 504

マサ 訳

 1969 年 9 月 29 日(月)午後 9 時 17 分

 (以下はセッションの抜粋)

 前回のセッションで始めた話にもっと付け加えてみたいと思う。胎児には物理的な環境が見える。この発育段階での細胞は光に反応し、母体の細胞構造に眠っている能力を呼び覚ますのだ。文字どおり、母体を通して、また、母体の助けを借りて、物を見るわけだ。

 鮮明な映像が見えるわけではないが、胎児はもう、姿や形の概念を築き始める。言うまでもないことだが、瞼(まぶた)もそれに合わせてできている。言い換えれば、目を閉じていても瞼を通して見えるということだ。胎児には光と陰がわかるし、姿や形もわかる。もっとも、胎児は、与えられた現実界の領域から、君達が物体として受けとめているものとそうでないものとを区別することを学ばなくてはならない。

キーワード: 

胎児 - 1

セス資料
セッション 503

マサ 訳

 1969 年 9 月 24 日(水)午後 9 時 32 分

(約2ページ分の個人的な題材があったが、ここでは割愛した)

(ジェーンの ESP クラスのメンバー、スー・マリンズは結婚して「スー・ワトキンス」になったのだが、彼女は昨夜、できたらセスに答えてほしいと、質問を3つ置いていった。最初の質問はこうだ。「わたしは今、妊娠しているのですが、今のわたしが意識を肉体の外に投射(体外離脱)すると、わたしの幽体(アストラル・ボディー)も妊娠した状態になっているのでしょうか?つまり、幽体というものは胎児の幽体に相当するものを宿しているのでしょうか、それとも、胎児の幽体は胎児の肉体の中にとどまるのでしょうか?」

 ここで僕はセスに訊いてみた。

 「スーの最初の質問、胎児の幽体について、少し話してもらえますか?」

 ジェーンはスーの質問を前もって読んでいたが、今夜それについて僕が尋ねることになるとは知らなかった)

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