Seth Network Japan
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誕生と死

死後の活動 - 2

 パーソナリティーによっては、この種の活動に走りやすい。また、本人がこうした行動の本質を理解するまで2、3人のパーソナリティーがその試みにパートナーとして加わることもある。そうなると状況はますます解決しにくくなってしまう。ここではすでに取り組んだ一時期(の要素)をただ整えたり並べ替えたりしているだけなのだ。

 これは一枚の絵画を完成させた画家が次の作品に進まず、同じ作品のバリエーションを延々と描き続けているようなものだ。本人は自分が何をしているのか理解できていない。これは界層面の間での生存形態であり、伝承で「煉獄(れんごく)」、「浄罪界(じょうざいかい)」などと呼ばれるものだ。

死後の活動 - 1

死後の活動

初期セッション集 第8巻 1968/03/04
セッション 396

マサ 訳

 君達は(死ぬときになって)突然、霊魂spiritになるわけではない。(今)すでに霊魂なのだ。君達のトレーニング ── ジョーゼフ、君も含めての話だ ── は、やっと始まったところだ。(そのトレーニングを)ルバートが黙って受け入れなかったら、君達二人とも先へは進めないだろう。君はすでに(自分の中でトレーニングを)承諾していたが、ルバートは最近になってやっと(顕在意識の外で)了承したところだ。これでセッション中、目的に合わせて我々のエネルギーをより多く使える。

意識のチューニング

精神の本質。その人間的表現
セッション 758 1975/10/06

マサ 訳

 こんばんは。
(「こんばんは、セス」)
(ユーモアを込めて、ささやき声で)口述だ。

 また喩(たと)えを使った話になるが、脳には数え切れないくらい多くの「周波数」で動作する能力がある。その周波数のひとつひとつが、脳の持ち主に対して現実界を描いた世界像を示し、特定のやり方で身体の諸感覚を利用する。各周波数が、利用できるデータを特殊化された独自のやり方で構成し、どこかしら違った形で心の内容や身体自体と関わり合うのだ。

 一般的に言えば、君達は覚醒時の生活でひとつの決まった周波数を使っている。だから、自分が認識している以外の現実界など存在しないかのように思われたり、自分がふだん馴染んでいる以上のデータなど利用できないかのように感じられたりするわけだ。

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