Seth Network Japan
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社会

年齢と自分の価値

個人的現実の本質
セッション 651

マサ 訳

 さて、こんばんは。
 (「こんばんは、セス」)
 では、口述を再開しよう…。年齢に関して君達が抱いている観念は他の全てに関する観念と同様、君達の体験を形作ることになる。そして、君達の集合的観念は君達の文明を形成するだろう。(たとえば)男も女も、君達の社会に広まっている数々の概念を抱え、年を取ることを若いうちから怖れている。青年期が生命、天の恵み、成功を絵に描いたようなものだとするなら、老年期はその逆だと見なされる。すなわち、破綻と衰退の時だ。

善と悪 - 2

 その「善」とは、どれだけの損失の上に成り立つべきものなのか、また、誰にとっての善が基準となるべきなのか。人が善を追い求める行為は、宗教裁判(異端審問)やセーレムの魔女狩りが起こる一要因となった。そして、今日、政治の面で多くの人々は、ロシアが「敵国」であり、それ故、その国を破壊するためには、どんな手を使ってもよいと信じている。また、(アメリカ)合衆国内には、(いわゆる)「体制派」は中核に至るまで腐りきっているので、それを壊滅させるには、いかなる手段も正当化されると熱烈に信じている人々もいる。さらに一部の人々は、男女を問わず同性愛者とは「悪」であり、人として真の品性に欠ける(ひいては普通の敬意をもって扱われる必要はない)と信じている。こうしたことは全て、善に関する君達の観念が絡んだ価値判断だ。

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