Seth Network Japan
Seth Network Japan

カウンターパート

転生とカウンターパート - 2

 少し待ってくれ…。概して、いつの世でも、同じ時代に生まれた人々には意識の結び付きや各パーソナリティーに基づいた繋がりがある。これは君達の理解していない相互関係を通じて生物学的にも精神的にも言えることだ。

 ジョーゼフは、同じ時間の枠組みの中で「彼」(自分)の生きた、いくつかの人生を「察知」したのだった。君達の表現で言えば、それによって、彼は、いつの時代でも地球を共有する人々の間に存在する「家族性」を認識し始めていたのだ。

 (11 時 20 分)少し待ってくれ…。これを説明するのは難しいからだ…。

転生とカウンターパート - 1

転生とカウンターパート

「知られざる」現実界 第2巻
セッション 721、1974/11/25

マサ 訳

 自己というものが、たった一つではなく数多(あまた)あることを直観的に実感する人は多いが、その実感は通常、転生に関わる形で表れる。自分が何世紀にも亘(わた)る時代を超え、生と死のドアをいくつも通り抜けて、異なる時空間へと旅をするように見えるわけだ。

 実際のところ、現実界の根本的な性質は夢の中の状態に極めてはっきりと表れている。どんな夜でも、そこでは自分がいくつもの役を同時に演じているのに気がつくことだろう。性別や社会的な地位、属する国や宗教、あるいは年齢が変わったりするものの、自分が自分であることはわかっている。

存在の多様性と遺伝

夢、「進化」、価値の達成 第2巻
セッション 910

マサ 訳

 さて、こんばんは。
 (「こんばんは、セス」)

 口述だ。(休止)もし、君達の中に頭の悪い人間がいなかったとしたら、君達は遠からず、天才もいないのに気づくことになるだろう。

 君達が人間の特徴として捉えている数々の能力は、繰り返すが、(人類という)集団全体の中に現れてくる限りないバリエーションがあるからこそ存在し得る。そのバリエーションが、しばしば、明らかに正反対の状態(能力が対照的な例)を見せてくれるのだ。その中で、君達が「平均的な知能」と考えているものは、絶え間なく変わり得る特性と、ほんの僅かな違いがいくつも現れることで初めて存在できる一つの状態を表している(平均的な知能レベルとは、微妙で多様な個体差が動的に変化している広いレンジの中で初めて「平均」たり得る)。その物差しには、片方の端に「頭の悪い者」、反対側の端に「天才」という目盛りがついているということだ。

ページ

* 閲覧画面の幅および閲覧デバイスによっては、上に表示されるページ ボタンが減ります。ボタンの表示が不適切になったり、全体のページ数がわかりにくくなったりすることがありますが、ご了承ください。
Subscribe to RSS - カウンターパート