Seth Network Japan
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初期セッション集第1巻

夢と芸術 - 2

 (ジェーンを通してセスが答えた以下の言葉は、またもや、第 28 回のセッションのときと同じく、僕の頭に浮かんできた言葉とそっくりだったので、テレパシーが関係しているのではないかと思った。ジョン・ブラッドリーのときと同じようにだ)(セッション 26 にはバッツ夫妻の知人であるブラッドリー氏が同席した。その際、氏の頭に疑問が浮かんだ途端、セスはその答えを話した)

 私の言う「宇宙」とは物理的な系systemsを意味する。つまり、今、君達の目に見えるものは全て物理的な系だ。私は君達が言う意味での宇宙の話をしている。君達が望遠鏡で検知できるあらゆるものまでをも指すのだ。ある意味で、君達の知識は物理的な系に限定されている。私は空に見える恒星や惑星の話をしているのであって、それらと同時に存在しているかもしれない、姿なき系の話はしていない。

夢と芸術 - 1

夢と芸術

初期セッション集 第1巻
セッション 31 1964/03/02

マサ 訳

 とてもシンプルな例で言うなら、君達が自分のエネルギーを使って自分の見る夢の世界を創造することを考えてごらん。(まさに)そのやり方で君達はいわゆる「リアル」なカムフラージュ世界(わたしたちが「現実」としてとらえている世界)をも創造しているのだ。唯一の違いは、夢の世界の像には物理的な時間における持続性がないということだ。もっとも、心理的な時間においては持続性がある。また、君達が信じるかどうかはともかく、実際のところ、君達個々の存在にとっては(物理的な世界よりも)夢の世界を創造する方が遙(はる)かに自由だ。夢の世界が(自分以外の)他の者達にとっては一貫性がないように見える理由はそこにある。

科学とその限界

初期セッション集 第1巻
セッション 19

ミスターM 訳

 きみたちの科学者は元素の数を数え続けている。実は間違った道を歩んでいるのだが、それでもさらに多くの元素を見つけることになるだろう。つまり科学者たちは頭がおかしくなるまで、自分たちが創り出した元素を次々と発見していくのである。というのも、科学者はつねに本当にあるもののカムフラージュを創り出すことになるからだ。科学者がさまざまな装置を作ってより微小な粒子を見つけようとすれば、実際にそうした粒子が見たところ際限なく見つかるようになるだろう。

 科学的な装置を使って宇宙の彼方を探求すれば、ますます遠くの宇宙を「見る」ようになるだろう。しかし科学者たちは自分たちの見たものを、自動的に、無意識的に、見慣れたカムフラージュの枠組みに置き換えてしまうのだ。

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