Seth Network Japan
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精神の本質

エクササイズ - 夢 - 2

 私は様々な種類の知識があると言ったが、こうしたエクササイズを通して君達は(これまでとは)違った形の知識に接することができる。ある程度の期間続ければ、新たな知覚形態の道が開け、自分の体験を複数の立場から眺められるようになるだろう。これは君達の体験自体の質が変わることを意味している。(今度は)起きている間の話だが、都合が許す場合は時々、君達が今現在体験していることは夢であり、(すべてが)極めて象徴的であるとイメージしてごらん。そうしたら、それを「夢」として解釈してみるんだ。

 ここにいる人々は誰なのか?彼等は何を象徴しているのか?この体験が夢だとしたら何を意味しているのか?そして、その夢から目覚めたとしたら、どんな生活が待っているのか?

エクササイズ - 夢 - 1

エクササイズ - 夢

精神の本質。その人間的表現
セッション 764

マサ 訳

 多くの人は、心の中などを探求したら、どこかに運び去られてしまうのではないか、錯乱してしまうのではないかと怖がっているが、肉体やパーソナリティーの構造は(物質的な世界を「一方」とした場合)、この「もう一方」の組織にしっかりと根付いている。意識的な心の何が悪いというわけではない。ただ、君達はそれに蓋(ふた)を付け、その蓋までは意識してよいが、その外はいけないとしてしまったのだ。「ここは意識しても安全だけれども、ここは違う」と言ったわけだ。

愛とその周辺 - 2

 こうして、神は「男性」となった。そして、本当ならば自然や女性原理という側面に結び付けられるであろうはずの「愛」や「献身」は、人が性に対して感じる、あらゆる自然な魅力からは「もぎ取られて」しまったのだ。こういう風に君達の意識状態を反映した形で、宗教は愛を手懐(てなず)け、支配する目的にその力を使えるようになった。そして、愛と献身は国に対するものとなったわけだ。

 男一人の愛と献身は政治的な利益であり、熱情は国庫に匹敵するほど重要なものだ。それは(熱情があってこそ)多くの狂信者達が大義のためには金銭抜きで働くのと同じように、国家は自らの軍人達が確実に身を挺して働いてくれることを前提にできたのだから。

 (長い休止)少し待ってくれ…。(9 時 56 分に 1 分間の休止)

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