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「知られざる」現実界2

聖なる排せつ物 - 2

 さて、君達がこうした言葉、こうした意味に対して尻込みする時は、なぜ尻込みするのだろうか?それは君達が自分という存在の生理、あるいは肉体の中における魂の完全性を信頼していないからだ。君達は人間という生き物だ。君達(の肉体)は地球の素材からできている。そして、その星達からの塵(ちり。ここでいう「星達からの塵」は地球を指す)が、堆積したクソの姿になったのだ。地球の生物達、動物達からの温かい堆積物だ。そのクソが花々や大地を肥やし、その大地の一部になっているということだ。

 それ故、誰であろうが、これ(クソ)に対して反感を抱いたり対立したりするとはどういうことだ?(ここでセスの声は本当にパワフルで断固とした調子だった。彼は、ある生徒(クラスの参加者)を見つめて言った)

聖なる排せつ物 - 1

聖なる排せつ物

「知られざる」現実界 第2巻 補遺 24
ESP クラス セッション 1974/12/10(セッション 725)

マサ 訳

 (セスはセッション 725 で僕たちの生物的な本質に備わっている精神的な側面を論じた。そのときの注釈 4 に簡単な抜粋を紹介してあるが、その前の晩に開かれた ESP クラスで、彼は「自己」というものの「到達範囲」は真に無限であることを話した。

 セスはそこで実際的なわかりやすい言葉を使って僕たちの生物学的な本質を説明してくれた。彼の話はすべて、とてもおかしく挑発的でもあると同時に深みがあった。僕にはわかる。セスの話し方はすぐに忘れられてしまうようなものではないと。それは、静かで上品な「スピリット・ガイド」になじんでいる人たちにとっては、びっくりするようなものでもある。

エクササイズ - 言葉の枠組みを考える

「知られざる」現実界 第2巻
セッション 723、1974/12/02

マサ 訳

 少し待ってくれ…。言語は確かにある程度までは、知らないものを知らしめ、認識できるようにする。一つの文化に属する誰もが認識できる道標を立ててくれるわけだ。ただ、その際、言語は(一つ一つの言葉が持つ)特定の意味をがっちりとつかみ、他の意味を無視してしまう。例えば、「岩」という言葉を知っているだろう。それを知っていることで、実際、どんな岩も、ありのままの姿ではっきりと捉えられなくなっているかもしれないし、その岩が他の全ての岩とどう違うのか認識できなくなっているかもしれないのだ。

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