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夢と意識 - 2

 しかし、君達に合わせた表現で言うなら、君達は生きていようが死んでいようが夢を見ている。肉体があるという意味で「生きている」間、君達が「夢を見ている状態」だと考えているものは「意識がはっきりと覚醒した生活」とされているものの下に位置する形になる。そうなると、君達は常に「よそから見た」視点で夢を調べてみることになる。通常の起きている状態から見て具合がいいように見方が偏ってしまうわけだ。しかし、そうすると、夢の中の状況は歪(ゆが)んだ形で体験される結果になるし、(夢の中の様子が)はっきりしていないように見えることもよくある。覚醒した意識状態とは対照的なので、朧気(おぼろげ)に、あるいは不正確にしか見えなかったり、ピントが合っていないように見えたりすることもあり得る。(もっとも)こういったことはいつでも当てはまるわけではない。中には(はっきりと)目を見張った状態で見る夢があることも否定できないからだ。

夢と人類

夢、「進化」、価値の達成 第2巻
セッション 934

マサ 訳

 こんばんは。
(「こんばんは」)
 口述を始めよう。

 人間は、自分の身体を使って物質的な世界(地球上)を探検してみるよりもずっと前に、夢を見ている状態で、その世界を探索した。そうした夢は、人間にとって、自分が暮らしているところ以外にも数々の土地があるという保証になった。そして、それが物質世界での遠征へと人間を駆り立てた(いろいろなところがあるはずだからどこまでも行ってみようという意欲をかき立てた)。人類は、いつだって、そうした遠征をとりわけ楽しんだのだ。

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