Seth Network Japan
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行動 - 1

行動

個人、そして群衆現象の本質
セッション 833

マサ 訳

 ここでは、ごく簡単な動作を考えてみるものとする。例えば、部屋を横切って(テーブルの上にある)紙を一枚拾い上げたいとしよう。こんな目標なら充分、単純かつストレートだ。その目標は適切なやり方で身体を「駆動」する。そこに関わっている内的なメカニズムを君達が意識的には知らないにも拘らずだ。君達は行く手を遮(さえぎ)るものや邪魔になるものがあることを想像したりはしない。偶然、または運命のせいで、あるいは故意に、家具が置かれているなどとは考えず、適切な方向に向かって、ただ真っ直ぐに進む。その行為には意味がある。それは君達がしたいことだからだ。

知性、直観、世間体

個人的セッション集 第1巻
セッション 560 1970/11/11

マサ 訳

 さて、私と君の友人(ロバーツ)に対するコメントを少し。

 まず、知ってのとおり、ルバートには卓越した知性がある。しかし、それは彼自身が思っているほど発達しているわけではない。(本当なら)もっと遙かに使いこなせるのだ。現在、彼は「厳密に分析する」特質(分析的な見方)を重要視しているが、それによって(却って)知性の使い方を制限している。

 知性に与えてしかるべき自由を与えていない、あるいは自分のために知性をたっぷり働かせることができるはずなのにそれが充分にできていないのだ。彼が自分のことをとりわけ分析的な意味で知的だと思う時はよく、むしろ「合理性」という点を踏まえようとして逆に表面的なやり方で知性を使うことになってしまっている。

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