Seth Network Japan
Seth Network Japan

心と精神

内的感覚 - 2

 その懐中電灯を他の方向に向けさえすればいいのだ。向きを変えれば、それまで光の当たっていた道筋は一時(いっとき)暗くなるが、他の現実界や映像の数々を役立てることができるようになる。また、君が懐中電灯を元の向きに戻すのを遮(さえぎ)るものなどないのだ」

 セスは、この点を説明するのにいくつかの例えを使いました。(たとえば)別の ESP クラスの時には、こんな話をしました。「君達には一つの自覚的な意識があるというだけではない。我々は君達に意識のチャンネルを替えてもらいたい…(おそらく、この文章での“…”は「中略」の意)。君達が普段使っている自覚的な意識を一つのドアだとするなら、君達は心のこちら側でその戸口に立ち、そこから物質的な世界を覗き込んでいるようなものだ。しかし、他にも数々のドアがある…。君達には他の意識的な自己がいくつもあるのだ…。

キーワード: 

内的感覚 - 1

内的感覚

セス資料(第 19 章)

マサ 訳

 (ロバーツの解説)先日の ESP クラスでセスはこんなことを言いました。「『自分とはこういうものだ』と考えている、その自己をほんの一時、脇に置いてみたなら、自分自身にある多次元の現実界を体験できることだろう。これは単なる空虚な美辞麗句ではない。私が何度も理論の話をするのは君達に理論をひけらかすためではない。君達にそれを実践してもらいたいからだ」

 一人の生徒(クラスの参加者)が尋ねました。「具体的にどんな手順を踏んでほしいんですか?」

キーワード: 

内的ツアー - 3

 君達は自分自身の現実を作る。仮に君達が外国から来ているとして、誰かにニューヨーク市(とはどんなところか)を説明してくれと頼んだら、その人が描写する様子を「現実」だと思うことだろう。(たとえば)こんな風に言うかもしれない。「ニューヨーク市は恐ろしいところです。犯罪がはびこり、ギャング達がのさばり、殺人や強姦は日常茶飯事。市民達は礼儀を知らないだけでなく隙あらば攻撃してこようとします。それから、樹木というものがありません。空気は汚染されているし、予期できるものといったら暴力だけです」。また別の人に尋ねたら、その人はこんな風に言うかもしれない。「ニューヨーク市には最高級の美術館が揃っているし、いくつかの公園では野外コンサートも開かれます。素晴らしい彫刻や劇場もあるし、(図書館群の)蔵書規模は、おそらくバチカンに次いで(世界)最大級でしょう。全体的に気候もいいし、いくつもの文化がうまく融けあっています。そこでは何百万という人々が毎日、自由に自分の人生を送っているんです」。ピリオド。いずれの回答者も同じ場所の話をしているはずだ。

ページ

* 閲覧画面の幅および閲覧デバイスによっては、上に表示されるページ ボタンが減ります。ボタンの表示が不適切になったり、全体のページ数がわかりにくくなったりすることがありますが、ご了承ください。
Subscribe to RSS - 心と精神