Seth Network Japan
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空間

観念構造体としての物理的宇宙(抜粋)

セス、夢、そして意識の投射
(第 1 章「夢、創造性および無意識」より)

マサ 訳

(以下は、1963 年 9 月 9 日にロバーツが自動筆記(自動書記)によって書き記した文書「観念構造体としての物理的宇宙(The Physical Universe as Idea Construction)」の抜粋です)

 エネルギーは宇宙の基礎である。

 観念(アイデア)とは、エンティティーがエネルギーを物理的な現実へと精神的に変換したものである。

 観念構造体とは、観念を物理的な現実へと変換したものである。

 空間とは、我々自身の観念構造体が物理的な宇宙に存在しないところである。

 肉体とは、エンティティーが物質という特性の下において自らの観念像を有形的に構造化したものである。

宇宙の始まり - 3

 もし、宇宙は機械論的な図式に従ってできたのだと君達が考えたとしたら、この「宇宙的な機械装置」はその各部分が自分自身を創造したのだと言わざるを得ないだろう。それも、その「将来的な構造」全体の中における自分の位置がわかったうえで創造したということになる。さらに、その各部分は喜々として自分の根源から個別に出てきて、おあつらえ向きにぴったりとその位置に就いたのだと言い、同時に、その個別の根源は他の個々の部分にとってもそれと同じくらい緊密な形で根源であると言わねばならないだろう。

 私は宇宙が何らかの「心理学的な絡繰り(からくり)装置」に由来していると言っているわけでもない。私が言っているのは、意識の構成部分一つ一つは在るもの総ての一部であり、宇宙というものは自然発生的な(熱のこもった口調で)天の秩序に収まっているということだ。そして、意識の各部分は、その全体の知識を内部に抱えており、それを消し去ることはできないということだ。

宇宙の始まり - 2

 (9 時 31 分)ある意味で、科学と宗教はどちらも「客体的に創造された宇宙」という概念で(自説、世界観を)明確にしようとしている。片や「神がそれを造りたもうた」、片や「最初にエネルギーの爆発があった後、説明のつかない何らかの形で物質が形成され、最初は『死んでいた』その物質から意識が生じてきた。ただ、どうやってそうなったのかは、まだこれから説明されなくてはならない」というわけだ。

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