Seth Network Japan
Seth Network Japan

セスは語る

エクササイズ - 過去を変える

セスは語る
セッション 566

マサ 訳

 過去は無数の形で存在した。君達は(そのうち)一つの蓋然的な過去を経験したにすぎない。その(経験した)過去を頭の中で今、変えることによって、その(過去の)性質だけでなく、その影響(波及効果)までも変えることができる。それも、君達自身に対する影響だけでなく、他の人々への影響もだ。

 特定の出来事でひどい目にあったとしよう。頭の中で、その記憶をただ拭い去るのではなく、もっと役に立つ性質を持った別の出来事に置き換えてしまうイメージを想像してごらん。くっきりと鮮やかに、気持ちを込めて何度も思い描くんだ。これは自分を騙(だま)しているわけではない。君の選んだ出来事は自動的に一つの蓋然的な出来事になる。その蓋然的な過去において知覚することを選んだ出来事ではないものの、実際に起こった出来事になるわけだ。

報復

セスは語る
セッション 550

マサ 訳

 (9 時 45 分)さて、君達が拠り所としている視点からでは、全ての出来事が創造性を実現するべく起こっているということに気づくのは、しばしば難しいものだ。また、本来的な意味で君達自身に備わっている自由奔放な創造性を信じることも同じように難しい。君達の(社会的な)体系において(人を)「殺す」ということは倫理上、明らかな犯罪だ。しかし、刑罰として他の人間を殺すことは、元の過ちに輪を掛けた過ちを犯すことにしかならない。1つの教派 ── 「文明」と呼ぶ方がよければ、それでもいい ── を設立した、非常に有名な人(おそらくユーモアを込めた表現)は、かつて(片方の頬を)「打たれたら、もう片方の頬を向けなさい」と言った。ただ、彼の言った元々の意味を理解するべきだ。つまり、頬を打つ者は基本的に自分自身を打っているに過ぎないということを心得ているから、もう片方の頬を向けるのだ。

在るもの総てを体験する

セスは語る
セッション 561

マサ 訳

セッション 561 1970 年 11 月 25 日 水曜日
午後 9 時 55 分

 (9 時 15 分、正にセッションが始まろうとした時、ジェーンは、何か邪魔が入るか、人が訪ねてくると思う、と言った。すると、15 秒も経たないうちにドアをノックする音がした。カール・ジョーンズだった。彼はコネチカット州の小さな町にあるハイスクールで「内的空間と外的空間」と題した授業を行なっていて、教材としてジェーンの本「セス資料」を使っている。カールは感謝祭の連休を利用してニューヨーク州ナイアガラ・フォールズ(ナイアガラの滝がある都市)の近くに行く途中、ここに立ち寄ったのだった)

 さて。こんばんは。
(「こんばんは、セス」)

 また、ここにいる我々の友人にも、こんばんは。君(カール)が今夜、微笑んでいることによく留意しておくつもりだ。さて、本の口述を再開しよう。そうすれば(カールに向かってユーモラスに)君は作者 ── あるいは、本物のゴーストライターと言う方がよければ、それでもいい ── の仕事ぶりが見られるわけだ。

* 閲覧画面の幅および閲覧デバイスによっては、上に表示されるページ ボタンが減ります。ボタンの表示が不適切になったり、全体のページ数がわかりにくくなったりすることがありますが、ご了承ください。
Subscribe to RSS - セスは語る