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「知られざる」現実界1

意識子 - 2

 そういうわけで、少なくともここでは、魂ではなく、これら「意識の単位」という言葉を使って話したいと思う。(長い休止)それら(意識の単位:意識子)の本質は、君達の物理的な宇宙の中にあるあらゆるものの背後にある活力だ。また、その他のものの背後にもある。これらの単位は実際、同時にいくつもの場所に現れることができる。それも、君達の表現で言うなら、空間を通って動くことなしにだ。これらの基本的な意識単位は、言葉どおりの意味で、同時に全ての場所に存在することができる。(実際)同時に全ての場所にあるのだ。それらは認識されることはないだろう。というのも、常に何か別のものとして現れるであろうからだ。

 もちろん、それらは光よりも速く動く。一つの原子の中にはそれらが何百万もある。二、三百万どころではなく、もっと多くだ。これらの単位の一つ一つには他の単位全ての実体がわかっており、他の単位全てに影響を与える。君達の表現で言えば、これらの単位は時間的に前進することも後退することもできる。しかし、それらは君達にとって馴染みのない、時間の境界点の中へと動くこともできる。

夏は冬

「知られざる」現実界 第1巻(巻頭)

マサ 訳

 今日は明日、そして、今、過去
 何も存在しないし、すべてがありつづける。
 始まりはない、終わりもなかった
 落ちる深みもない、登る高さもない。
 あるのは、この瞬間、この光のきらめきだけ
 それは何も照らさないけれど、ああ、こんなに明るいの!
 だってわたしたちは空間を飛びまわる火花なのだから
 一瞬の時に備わっている気品の永遠性を費やして
 だって今日は明日、そして、今、過去。
 何も存在しないし、すべてがありつづける。


 (R.F.B.(バッツ)の注釈:これは 1952 年 4 月にジェーンが書いた詩の後半にあたる第2節だ。彼女は 23 歳だった。セス資料の口述を始めることになる 11 年も前に創作された、この未熟な作品にさえも、彼女の神秘的な本質が持ち前の知をあらわにしている)

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