過去世
わたしたちがまた生きるのなら
マサ 訳
わたしたちは どんな過去世に
暮らしていたの?
わたしの細胞は思い出す
脳が憶えていないことを。
あなたが触れると
映像が送られてくる
風に舞い上がる木の葉のように。
地中の静かな層から。
彼ら(映像)は鮮やかに湧き起こり
思考のへりにまで達すると
命が尽き、戻っていって
わたしの背骨に落ち着く。
触れられることこそないものの、
感じとられて、秘密の
骨のコードにロックされて。
キーワード:
わたしたちがまた生きるのなら
マサ 訳
わたしたちは どんな過去世に
暮らしていたの?
わたしの細胞は思い出す
脳が憶えていないことを。
あなたが触れると
映像が送られてくる
風に舞い上がる木の葉のように。
地中の静かな層から。
彼ら(映像)は鮮やかに湧き起こり
思考のへりにまで達すると
命が尽き、戻っていって
わたしの背骨に落ち着く。
触れられることこそないものの、
感じとられて、秘密の
骨のコードにロックされて。
わたしたちがまた生きるのなら
マサ 訳
わたしたちは空間の散歩、時間の散歩を
一緒にした。あなたとわたしで。
わたしたちは季節の中に大急ぎで入った
新品の身体をまとって。
日々は なんて輝かしく
夜々は なんて私的なこと!
永遠は憶えていてくれるのだろうか
今のわたしたちという自己たちのことを?
魂は
驚き、咳払いして、
唖然としたまま待った。
必滅の自己が落ち着くのを。
「おやまあ、なんという形而上学的な自負だろう。
君は鳥の死骸に飛んで欲しいのか
(それも、きっと、明るいところで、
一度や二度ではなく、
確かだとわかるまで何度でもだろう)、
死人にしゃべって欲しいのか、
彼らがバラ色に輝く死後の生活を送っていることには
何の疑いもない。
親愛なるわたしよ。聞きなさい: