Seth Network Japan
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存在の仕組み

過去世

わたしたちがまた生きるのなら

マサ 訳

 わたしたちは どんな過去世に
 暮らしていたの?
 わたしの細胞は思い出す
 脳が憶えていないことを。
 あなたが触れると
 映像が送られてくる
 風に舞い上がる木の葉のように。
 地中の静かな層から。

 彼ら(映像)は鮮やかに湧き起こり
 思考のへりにまで達すると
 命が尽き、戻っていって
 わたしの背骨に落ち着く。
 触れられることこそないものの、
 感じとられて、秘密の
 骨のコードにロックされて。

時間の散歩

わたしたちがまた生きるのなら

マサ 訳

 わたしたちは空間の散歩、時間の散歩を
 一緒にした。あなたとわたしで。
 わたしたちは季節の中に大急ぎで入った
 新品の身体をまとって。
 日々は なんて輝かしく
 夜々は なんて私的なこと!
 永遠は憶えていてくれるのだろうか
 今のわたしたちという自己たちのことを?

対話 1 - 2

 魂は
 驚き、咳払いして、
 唖然としたまま待った。
 必滅の自己が落ち着くのを。
 「おやまあ、なんという形而上学的な自負だろう。
 君は鳥の死骸に飛んで欲しいのか
 (それも、きっと、明るいところで、
 一度や二度ではなく、
 確かだとわかるまで何度でもだろう)、
 死人にしゃべって欲しいのか、
 彼らがバラ色に輝く死後の生活を送っていることには
 何の疑いもない。
 親愛なるわたしよ。聞きなさい:

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