Seth Network Japan
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医学と医療

癌と観念 - 1

癌と観念

健康への道
セッション 1984/06/12

マサ 訳

 さて、君達にまた最高の午後を…
 (「こんにちは、セス」)
 …では、口述を再開しよう。

 多くの癌患者達には殉教者のようなところがあり、望ましくない境遇や状態を何年にも亘(わた)って堪え忍ぶことがよくある。

 彼等は(自分が)無力であり、(状況を)変えることはできないと感じているものの、同じ所にじっとしていることは嫌がる。一番大事な点は、こうした人間が自分の強さとパワーを信じる力を呼び覚ますことだ。多くの場合、こういった人々は「なるようにしかならないさ」と象徴的な意味で肩をすくめ、自分の置かれた状況を何とかしようと物理的なレベルで、もがくことはない。

想念と健康

健康への道
セッション 1984/01/28

マサ 訳

 さて、君達に新たな、よい午後を。
 (「こんにちは、セス」)
 口述だ。(休止)君達の多くにとっては、溢れるほどの生命力、健康、活気に関する、これまでの話は、どれもこれも本題から外(はず)れているように思われるかもしれない。(長い休止)世界は、そういったことではなく、不幸や病(やまい)に満ちているように見えることもあるだろう。確かに、それが実状であるように見えることは私も認めよう。

 読者の君達には(ここで)私が、基本的に病気などというものはないと言ったら、かなりのショックでもあるだろう。しかし(実際に)存在するのは、病気ではなくプロセス(生理的な過程)だけだ。君達が「病気」と考えているものは ──

存在の多様性と遺伝

夢、「進化」、価値の達成 第2巻
セッション 910

マサ 訳

 さて、こんばんは。
 (「こんばんは、セス」)

 口述だ。(休止)もし、君達の中に頭の悪い人間がいなかったとしたら、君達は遠からず、天才もいないのに気づくことになるだろう。

 君達が人間の特徴として捉えている数々の能力は、繰り返すが、(人類という)集団全体の中に現れてくる限りないバリエーションがあるからこそ存在し得る。そのバリエーションが、しばしば、明らかに正反対の状態(能力が対照的な例)を見せてくれるのだ。その中で、君達が「平均的な知能」と考えているものは、絶え間なく変わり得る特性と、ほんの僅かな違いがいくつも現れることで初めて存在できる一つの状態を表している(平均的な知能レベルとは、微妙で多様な個体差が動的に変化している広いレンジの中で初めて「平均」たり得る)。その物差しには、片方の端に「頭の悪い者」、反対側の端に「天才」という目盛りがついているということだ。

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