セス・ブックからの抜粋:ウィルス
「個人、そして群衆現象の本質」セッション 801
ミスターM 訳
以前にお話ししたセスの引用文をお送りします。セスはここでもウィルスについて語っていますが、病気やその他の、われわれが一般的に忌むべきものと考える出来事も必要性があって起きているのであり、より大きな観点から理解することの重要性を説いています。「生きるということ」だけではなく、「死ぬということ」の意味にも正面から向き合わずには、こうしたことを理解することはままならないでしょう。
『伝染病に関する疑問には、生物学的な観点だけから答えを得ることはできない。伝染病には多くの人の、広範囲にわたって影響力を及ぼす心理的態度が関わっており、関係する人すべての必要性と願望を満たしているのである。その必要性は、あなたがたの観点からすると、生物学的な結果とは切り離すことのできない、宗教的、心理的、文化的現実の枠組みの中で生じるのだ。・・・
死は種全体の目的を果たすばかりでなく、個人の目的にも適っている。求められずに訪れる死というものはないからだ。