子供と病気
健康への道
セッション 1984/05/18
マサ 訳
さて、また君達に新たな好い午後を。
(「こんにちは、セス」)
口述だ。
前にも触れたことだが、成長や発展に「遊び」は不可欠だ。子供達は「ごっこ遊び」(××ごっこ)をしたり誰かになったつもりになることで学習する。あらゆる状況を心に描いてみるのだ。(たとえば)窮地に陥って危険な場合、そこから自分だったらどう抜け出すか想像してみる。また、自分を親や兄弟の立場に置いてもみるし、自分が金持ちだったら、貧乏だったら、老人だったら、若者だったら、異性だったらと様々に思いを巡らしてみるわけだ。
こうして、あらゆる状況における役を(主人公として)力強く演じている自分を知ることで、子供達は自由や自立性の感覚、そして力の感覚を掴んでいく。言うまでもないことだが、身体を使った遊びは肉体の発育や身体能力の発達を促す。