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蓋然性

アトランティス - 2

君達の見方で言えば、君達は自分にとっての現在から「一定の時間上」にイメージ、物語、伝説を「植え込んで」いる。それが過去からやってきているように見えるのだ。しかし、実際には、未来からの幻影(ゴースト・イメージ)のようなものであり、それに注意を向けるか無視するかは君達が自分で選んでいる。

その意味ではアトランティスもエデンの園も同じだ。

アトランティス - 1

アトランティス

「知られざる」現実界 第2巻
セッション 747 1975/05/14(セッション 742 の注釈内)

マサ 訳

アトランティスの話だ。まず、 ── 君(バッツ)にはわかっていることだが ── 地球の年齢に関する君達の考えは誤っていると思いなさい。知性を備えた人間は(一般に)推定されているよりもずっと早い時期に存在した。また、君達は、猿のような生物から人間へと一本の線のように進展していくものだと仮定しているから、それとは逆を示す証拠を悉(ことごと)く無視する。高度に発達した人間達が、精巧な文明を持ち、君達だったら「動物の王国」とでも呼ぶであろうものと同時に存在していたのだ。動物の王国とは、多少なりとも組織化された、動物の原初的な部族であり、自分たちなりの「原始的」な文化を備えていたものを指す。

蓋然的な人生 - 2

 メカニクスの発明に才のある、その創造的なパーソナリティーは(その後)ぐんぐんと他の者達を引き離し始めた。そんなわけで、君の知っている父親は(「あちら側」から見ると)その蓋然的な自己だ。もっとも、その自己は、他の自己が避けていた感情面における数々の現実に関わり合った。実際のところ、それが彼にとって唯一の目的だったのだ。

 (10 時 7 分に休止)これは、こうしたパーソナリティーが基本的に制限されていることを意味しているわけではない。また、彼が新しい興味やチャレンジを(独自に)一つ一つ見出していくことはないと言っているのでもない。彼自身は好きなように動けるからだ。彼は別の自己の特徴(才能や性格など)さえも数多く備えていたのだが、それらは、もちろん表に出てこなかった。しかし、子供をもうけることで、君の父親は情緒的な「生」を産み出すという、その目的を達成した。それはしっかりと中身があり、息子達の中に生き続けるものだ。

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