Seth Network Japan
Seth Network Japan

バッツ夫妻

バッツ夫妻と ESP - 1

バッツ夫妻と ESP

ESP パワー開発法(第6章)

マサ 訳

 (以下、すべてジェーン・ロバーツの文章)
 ある日の夕方、わたしはロバートに「すぐ戻るから」と言って、近くの食料雑貨店に出かけました。ただ、その店から帰る途中、わたしは友達のX氏に本を借したまま返してもらっていないのを思い出したのです。そこで、X氏のところに寄って、本を読み終わったのか確認してみることにしました。彼は自宅に事務所をかまえて仕事をしている人で、その本は事務所にあるはずでした。(訪ねてみたところ)彼は忙しい最中だったので、わたしは彼の奥さんとコーヒーを飲み、1時間ほど話をしたのですが、それは冬のことで、日も暮れて暗くなっていました。ふだんのわたしであれば、雑貨店からはすぐに戻るので、さすがに今ごろはロバートも心配しているだろうと、気もそぞろです。時計に目をやると午後7時でした。結局、それ以上待つのはやめにして、アパートに帰りました。すると、戻ったわたしに、ロバートは黙って一枚のメモを渡したのです。こう書いてありました。「午後7時。ジェーンはドクターX夫妻宅にいると強く感じる」

テレビ局で - 3

 わたしがトランスに入っている間、実際、何が起こったのでしょう?ジャックとソーニャは番組のあとで少しおしゃべりしたとき、(放送された)セッションの一部を説明してくれました。そして次の番組へと大急ぎで移動している最中、ロブからも追加の情報を得られました(それをまとめると次のようになります)

 まず、いつものようにわたしは顔の表情が大きく変わり、男性のような太い声で話し始めたそうです。身ぶりや手ぶりは、わたしではなくセスの特徴を示すものに変わりました。セスはカメラに顔を向け、視聴者たちに向かって直接、おそらく 10 分くらい話したとのことです。驚いていたソーニャとジャックも、そのころには気をとりなおし、ジャックは転生について話してくれないかとセスに尋ねました。

テレビ局で - 2

 まさにその時、「大丈夫だ」という感覚、そして誠意と信頼をとてつもないほど感じました。ことば以前のレベルで、わたしにはセスが正しいとわかりました。「今こそがその時」だということです。わたしは心から(セスの意向に)同意しました。ロブの手をとろうと腕を伸ばし、すばやく「セスよ」と口ごもって告げました。その時にはもう、わたしの顔は変わり始め、(顔の)筋肉がセスの特徴を表す構成に組み変わっていたに違いありません。というのも、その最後の瞬間にわたしの目に映ったのは、巨大なカメラのレンズらしきものがクローズアップしてわたしにせまってくる様子だったからです…。

 トランス状態から抜け出ると、ロブがほほ笑んでいました。ジャックとソーニャは呆然としているようで、カメラのスタッフたちはわたしをじっと見つめていました。番組は終わっていました。「セスはすばらしかったよ」とロブが言いました。わたしは、えもいわれぬほど、ほっとしました。無事に終了したのです。セスはテレビでも出てきたのでした。わたし自身は彼が出てきてくれたらと望みながらも同時に気が進まず、気持ちが揺れ動いていたんじゃなかったっけ?(と思いました)

ページ

* 閲覧画面の幅および閲覧デバイスによっては、上に表示されるページ ボタンが減ります。ボタンの表示が不適切になったり、全体のページ数がわかりにくくなったりすることがありますが、ご了承ください。
Subscribe to RSS - バッツ夫妻