Seth Network Japan
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時間

死後の活動 - 1

死後の活動

初期セッション集 第8巻 1968/03/04
セッション 396

マサ 訳

 君達は(死ぬときになって)突然、霊魂spiritになるわけではない。(今)すでに霊魂なのだ。君達のトレーニング ── ジョーゼフ、君も含めての話だ ── は、やっと始まったところだ。(そのトレーニングを)ルバートが黙って受け入れなかったら、君達二人とも先へは進めないだろう。君はすでに(自分の中でトレーニングを)承諾していたが、ルバートは最近になってやっと(顕在意識の外で)了承したところだ。これでセッション中、目的に合わせて我々のエネルギーをより多く使える。

時間と蓋然性 - 3

 (ここから、ジェーンは強調するべく、目を大きく見開いて話した。瞳が拡がっていた。声は力強く、断固とした口調だが、テンポは速く、頻繁に身振りや手振りを加えた)

 ── その自己達に備わった内部の自我が意識的に働くことで継続性が得られるのだ。

 それ故、こうした体系には君達の言う現在、過去、未来という概念は存在しないだろうし、ある時点において、たった一つの出来事だけしか起こらないという観念もわかってもらえないことだろう。この次元はプリーストリー、ダンのいずれもまだ調べ始めてすらいない現実界の中に存在する。

時間と蓋然性 - 2

 (僕が願っていたとおり、ジョン・ブラッドリーは 12 番通りという情報について何も言わなかった。ジェーンも彼にそれを聞かなかった。休憩の間、僕達はジョンの会社、サール・ドラッグについて話し合った。同社は経営上の問題から財政難が深刻化し、苦境に喘(あえ)いでいた。セスは、ジョンが居合わせた時には、よく、それに関する話をしてくれたが、今日に至るまで、彼の話した内容は的確だった。

 休憩が終わるころ、僕達はサール社が市場に投入しようとしている新薬の話をしていた。9 時 29 分、ジェーンは目を閉じたまま、このうえなく活発な、きびきびとした調子で口述を再開した)

 君達の話は実に面白いと思う。私自身には、そういった類の問題はないわけだから、ここではコメントを控えておこう。

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