対話 1 -1
対話1
魂と必滅の自己が時の中で交わす対話
マサ 訳
ああ、愛する君、
この、頑固な必滅の自己(パーソナリティー)よ、
きっぱりとした態度で、腹をたてて、怒り狂って、
目がかすんで、くらくらして、愛されて、
魂のまばゆい任期中、
血と肉の中に自分を抱えている(自己よ)。
「時間や痛みや死は存在しない」と
魂(エンティティー。自己本体)は言い、
必滅の自己は大声で叫ぶ。
「ええ、あなたにとってはね。でも、わたしは包み込まれている、
この身体に。それは朽ちていくの。
少なくとも、今のところ、それは生きて、愛して、
笑って、泣くの。
そんなこと、あなたはする?