子供たちの登る丘
わたしたちがまた生きるのなら
マサ 訳
わたしたちは時間の中にどんな跡を残すのだろう?
水曜日たちは積み重ねられ
層をなして岩のようになり、
すべての水曜日の行いは
化石のように埋め込まれ、
わたしたちの愛も、朝食も、
朝の散歩も、ひとつひとつ別々に
ドライフラワーよろしく押さえつけられるのだろうか?
木曜日たちと金曜日たちの間に。*
あるいはどこかで
時間は空間に変わり、
わたしたちから去っていった水曜日たちは
谷間になるのだろうか?時間は
大きさに変わり、そして次の月曜は
どこかよそにある
草原に育つ
新たな一枚の葉っぱになるのか。
わたしが書いているこの瞬間は
子供たちが登る丘?
そして彼らの空間はわたしたちの時間?
彼らが耳を澄まして聴いたら
わたしたちのことを聞くことができるのだろうか?
岩の中で
石の音節をさえずる化石の声たちを。
*(曜日は原文どおり。木曜日が水曜日と金曜日の間に押さえつけられるのではない)
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