Seth Network Japan
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子供たちの登る丘

わたしたちがまた生きるのなら

マサ 訳

 わたしたちは時間の中にどんな跡を残すのだろう?
 水曜日たちは積み重ねられ
 層をなして岩のようになり、
 すべての水曜日の行いは
 化石のように埋め込まれ、
 わたしたちの愛も、朝食も、
 朝の散歩も、ひとつひとつ別々に
 ドライフラワーよろしく押さえつけられるのだろうか?
 木曜日たちと金曜日たちの間に。

 あるいはどこかで
 時間は空間に変わり、
 わたしたちから去っていった水曜日たちは
 谷間になるのだろうか?時間は
 大きさに変わり、そして次の月曜は
 どこかよそにある
 草原に育つ
 新たな一枚の葉っぱになるのか。

 わたしが書いているこの瞬間は
 子供たちが登る丘?
 そして彼らの空間はわたしたちの時間?
 彼らが耳を澄まして聴いたら
 わたしたちのことを聞くことができるのだろうか?
 岩の中で
 石の音節をさえずる化石の声たちを。

 

*(曜日は原文どおり。木曜日が水曜日と金曜日の間に押さえつけられるのではない)