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蓋然性 - 2

 (9 時 25 分)「大いなる期待」は基本的に(生物学的な発達の)程度とは全く関係ない。草の葉でも大いなる期待に満たされているのだ。大いなる期待は現実界の性質に対する信頼の上に成り立っている。それは自然自体に対する信頼、自分に与えられた生命に対する信頼であり、(発達)程度には関係ない。例えば、子供達はみんな、そうした期待と共に生まれてくるのだ。童話は実際、一種の「埋もれた知識」を伝えていることが ── 常にというわけではないが ── よくある。シンデレラに関する論考(「個人、そして群衆現象の本質」、第 827 セッションを参照)で採り上げたとおりだ。そして、最も素晴らしい部類に入る童話は、常に、大いなる期待が成功を勝ち取る筋書きになっている。物質的な世界の不運な要素は大いなる期待によって一瞬のうちに変えてしまうことができる、というものだ。

癌と観念 - 2

 (3 時 13 分に長い休止)充分早い時期に教え込まれれば、これらの観念(前ページ最後の段落を参照)は、これまでに知られている予防医学で最も効果的なシステムを形作ることになるだろう。

 これもまた過度に一般化できない(どんな場合にでも当てはまるわけではない)のだが、(癌のある)多くの人々には、自分が生きたいのか死にたいのか自分でもはっきりしないのがよくわかっている。それでも、癌細胞が溢れているということは、表現と発展の必要性を意味している ── そこが唯一、残された表現の場である、または、そうであるように見える(癌として形に表す以外、他の分野には表現の可能性を見出せない)というわけだ。

フレームワーク2 - 2(神話)

 世界というものに対する概念や空想、神話は世間一般の体験から遠く隔たっているように見えるかもしれない。しかし、君達の知識や体験は全て、私が「フレームワーク2」と呼んでいる、その創造的な実存の次元を起源としている。言ってみれば、空想、神話、想像とは、事実に基づく世界が芽生える「苗床」であり、君達の身の回りにある細々(こまごま)としたものは悉(ことごと)く、そこから現れ出てきたわけだ。そうなると、「神話」とは何だろうか?その言葉で私は何を指しているのか?

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