Seth Network Japan
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個人そして群衆現象の本質

行動 - 1

行動

個人、そして群衆現象の本質
セッション 833

マサ 訳

 ここでは、ごく簡単な動作を考えてみるものとする。例えば、部屋を横切って(テーブルの上にある)紙を一枚拾い上げたいとしよう。こんな目標なら充分、単純かつストレートだ。その目標は適切なやり方で身体を「駆動」する。そこに関わっている内的なメカニズムを君達が意識的には知らないにも拘らずだ。君達は行く手を遮(さえぎ)るものや邪魔になるものがあることを想像したりはしない。偶然、または運命のせいで、あるいは故意に、家具が置かれているなどとは考えず、適切な方向に向かって、ただ真っ直ぐに進む。その行為には意味がある。それは君達がしたいことだからだ。

病気の発生メカニズム - 2

 自己検診を伴った乳ガンの暗示(的に機能する早期発見の呼びかけ)は(かなり語勢を強めて)いかなる(医学的)処置が治療したよりも多くのガンを引き起こした。そうした暗示では肉体に対して意識が強く集中することになるわけだが、そこで(本来望ましいのとは)逆のイメージを思い描くこと自体、身体の細胞に影響する。(たとえば)高血圧に関する公的な健康推進活動の(さらに強い語勢で)お知らせ自体が、それを観ている何百万人という視聴者の血圧を上げてしまうことになるのだ

病気の発生メカニズム - 1

病気の発生メカニズム

個人、そして群衆現象の本質
セッション 805 1977/05/16

マサ 訳

 (自分に)「価値がない」という気持ちを作り出したのは君達の観念だ。わざわざ自分達と自然とを分けて考え、その自然を信頼しないどころか、自然とは自分達が「立ち向かう」べき相手であるかのように捉えることも、しょっちゅうだ。君達の(欧米の)宗教は人間に魂があることを認めたものの、他の生物には、いかなる魂も認めていない。そして、身体は「自然」へ、魂は「神」へと(それぞれの「担当分野」に)追いやられてしまい、その神は汚れることもなく自らの創造物から離れたところに立っているというわけだ。

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