Seth Network Japan
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 (9時23分)これは単に、一人一人の人間には「魔法的な」次元の中に自分の源泉があり、自分の人生全体がそっくりそこから生じてきている、というだけのことではない。これは、その個人的な源泉自体が、(地球という)惑星全体とそこに生きる者達、そして君達が「宇宙」として理解している構造体construct全体を支えているエネルギーの一部に他(ほか)ならないということだ。

 相互関連性の「場fields」あるいは「界層面planes」はあらゆる種類の生命を繋(つな)いでいる。その生命は、例えば、生物学的なものにしろ、精神的なものにしろ、単に一つの系(システム)を通して支えられているわけではない。生命が存在する、考えられる限りのあらゆるポイントで(支えられているの)だ。君達は単に、以前、話したような意味で、それだけ多くのエネルギーを与えられているわけではない。「新しい」エネルギーは至る所で利用できるのだ(どんな環境/状況でも「新しい」エネルギーはある)。もう一度言うが、閉じた系というものはない。これも繰り返しになるが、環境というものには意識があり、環境は生きている。君達の身体のあらゆる部分と環境のあらゆる部分との間には絶え間ないコミュニケーションがある。

 (休止)君達の表現で言えば、これは君達にとって、自分の個人的な資質や力量だと考えているものだけに頼らなくてはならないわけではないことを意味する。基本的に、価値の達成は存在(生命)に備わっている最も大事な特質の一つだ。それ故、全ての物all thingsは、個別にも共同ででも、構造体全体にとっての総合的な達成に最も寄与する形で行動するのだ。

 君達は生まれることを望んだから生まれてきた。一本の草が生(は)えてくるのも同じ理由からだ。尤(もっと)も、君達は草とは異なる基準の枠frameの中で生きているわけだが。君達には(草よりも)もっと多くの選択肢がある。自然との呼応の仕方も違う。君達の知性は君達が選択するのを助けるためにある。物理的な時間という状況の中で特定の蓋然性(がいぜんせい)を知覚できるのは知性があるからだ。物理的な状況を知性ができるだけ鮮明に知覚できるようにした時、君達は知性を適切に使っている。そうすれば、知性は君達が達成したい目標について最も有益な決定を下すことができる。

 (休止)そうした目標は通常、概念化された願望だ。それらは一度(ひとたび)形成されるや、磁石のように振る舞う。広大な相互関連性の場から、その達成に最も適した種類の状況を引き寄せるのだ。知性だけではそれらの目標の達成を実現することはできない。知性だけでは身体の動作一つ起こせないのだ。知性は身体を実際に始動させる他の特性に頼らなくてはならない。その特性とは、自然に湧き起こる、あの一連の内的な複雑性であり、あの整然とした魔法だ。ピリオド(バッツへの指示)(次のページへ続く)