Seth Network Japan
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物質の素

夢、「進化」、価値の達成 第1巻
セッション 889

マサ 訳

 さて、私は物質の大本(おおもと)である構成要素を「CU」と呼ぶ ── 意識子Units of Consciousnessだ。君達は物質が存在することを理解し、経験として知っているわけだが、CU 達はそうした物質を形作る。意識子(CU)はまた、君達が認識することのない他の種類の物質をも形成する。

 CU 達は「粒子」として、また「波動」として活動することもできる。そのいずれの場合も、彼等には自らが存在しているという意識がある。君達の表現で言う「粒子」として働く場合、CU 達は時間的な継続性を構築する。彼らは特殊性という性格を帯び、特定の境界を確立することによって一体となる。

 (長い休止)粒子として働く場合、CU 達はそれから特定の形状を成し、そうした形状の「中心」から自分達の現実界を経験する。彼らは自分達の独自な特徴に集中または専念する。君達流に言えば、彼らは個性を備えた存在になるわけだ。

 しかし、「波動」として働く場合には、CU 達が「自意識」の周囲に境界を築くことはない。波動として活動する時、CU 達は実際、同時に複数の地点に存在することができる。

 これは少々、理解するのが難しい題材だということはわかっているが(休止)、最も純粋な形において、意識子は(力強い言い方で)同時に全ての地点に存在することができる。そうなると、波動として働く場合に意識子が予知したり透視したり(時間と空間を超えて情報を得ることが)できると言うことは、もはや話の要点ではなくなる。それは、意識子には同時に全ての場所において全ての時間に存在する能力があるからだ。

 こうした意識子は物質の建築素材だ。君達の肉体や樹木、岩石、大洋、大陸を構成する物質の素材であり、君達が理解している形で具現化している「空間」そのものの素材なのだ

 (僕が上記最後のフレーズを一度で理解できなかったので、セスはとても大きな声で繰り返した)

 これらの CU 達は各自別々にも、一つのまとまった存在としても活動できるし、一つの力として、一斉に規律のとれた広大な活動の波に乗って流れることもできる。ピリオド(書き取っているバッツへの指示)。実際のところ、意識子達は始終、この両方の形で働いている。一度(ひとたび)「形作られた」存在は決して絶やされることはない。その存在は「自らの属する意識の波全体」の一部だからだ。